クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞(タブロイド判)です。
 分かりやすい聖書からのメッセージの第1面と、クリスチャンの人間ドキュメントを掲載している第4面(最終面)はカラー刷りです。
 キリスト教信仰と現代的な問題との接点、家庭や親と子のコミュニケーション、日本の風土・生活習慣とのかかわりなどを分かりやすく紹介するエッセーや連載を毎月掲載しています。
3月画像

聖書のことばに聴く

私たちは神の作品であって、良い行いをするために キリスト・イエスにあって造られたのです。
新約聖書・エペソ人への手紙2 章10 節

聖書のことばに聴く

あなたの天職は何ですか?

就活のシーズンがやって来ました。より自分に合った職場を求めて転職を考えている人もいるでしょう。どんな仕事に就くかは、収入だけでなく自らの存在意義に関わる重大事です。私はいったい何がしたいのか、何になったら自分らしい生き方ができるのか、悩んだり迷ったりすることは誰しも経験します。『いのちの声に聴く』(いのちのことば社)という本の帯に書かれた言葉にドキッとさせられます|私は自分の人生を自分のものとして生きているだろうか?


連載 第 141回

晴考雨読 〜時代を透かしてみれば〜 「ものを減らすことに取り組む」

永井信義 (宮城・東北中央教会 牧師)

  日本人の著者や著述家ドミニック・ローホーの本(例えば『「限りなく少なく」豊かに生きる』講談社)などで広まっているミニマリズム、今、断捨離と並んで多くの人の共感を呼んでいるようです。満たされることのないものへの執着や欲求から自由になるために、よりシンプルに生きることにその解決を見出そうとしているのでしょうか、一部には極端な(ほとんどものを持たない)実践を紹介する書籍もかなりの読者を得ているようです。


連載

人間の物語から神の物語へ−聖書の世界に生きた人々 83

モルデカイ−真の主役とは−  エステル記 1〜10章

堀肇(ほり・はじめ)(鶴瀬恵みキリスト教会牧師、ルーテル学院大学総合人間学部非常勤講師、御茶の水聖書学院講師、臨床パストラルカウンセラー)

どんな組織でも団体でもよく機能しているところは、トップに立つ主役だけでなく側近に素晴らしい脇役がいるものです。家庭なら内助の功と言われる配偶者の存在です。聖書に登場する人物についてもそれが言えます。あの偉大なモーセやダビデの生涯を見ても、彼らを傍らで支える脇役がいました。


連載 第69回

あなたのことが好きだからー人間の不思議を見つめる心理学エッセイ

碓井 真史( 新潟青陵大学大学院教授・ スクールカウンセラー)

 今年一月に公開された名匠スコセッシ監督による「沈黙│サイレンス│」。遠藤周作の小説『沈黙』の映画化です。舞台は、キリスト教が禁止されていた時代の長崎。宣教師やキリシタンたちは、江戸幕府から激しい迫害を受けています。タイトルの「沈黙」は、神の「沈黙」を意味します。お祈りをするとすぐに神様が答えてくれて、苦しいことがさっとなくなれば良いのですが、なかなかそうはいきません。映画の中でも、多くのクリスチャンたちが処刑されます。


ハワイからの手紙 やさしい風に吹かれて-59

旅ラン・新しい挑戦

飯島 寛子(エッセイスト・ラジオDJ)

   暦の三月、早春・春分の頃に近づくと、ふと思い出すのは日本の「桜(さくら)」です。幼い頃にお花見をするという経験がなかったため、桜の美しさを味わうことを知りませんでした。さて、熱帯地方であるハワイの島々には日本にあるような豪華絢爛な桜の木々はありませんが、沖縄県に生育する「寒緋桜(カ ンヒザクラ)」という種の桜を見ることがで きます。  

ひとそのあしあと

闇の中に輝くその光を歌に

今月のひと…ゴスペルシンガー 齋藤直江 さん

「英語なので何を言っているのか分かりません。なのに、涙が出て来ました。」

  昨年八月、セカンドアルバムCD「RADIANT」をリリースしたゴスペルシンガーの齋藤直江さん。CDのタイトル「RADIANT」には「光を放つ」「輝く」という意味がある。「自分自身は光を放つ者ではないけれど、神によって光を放つ者でありたい…」、そんな思いを込めて付けたタイトルだ。今でこそゴスペルシンガーとして人前で堂々と歌う齋藤さんだが、以前はコンプレックスの塊だったという。そんな齋藤さんは、聖書のことばによって少しずつ変えられていった、「わたしの目には、あなたは高価で尊い。わたしはあなたを愛している」(旧約聖書・イザヤ書43 章4節)で、解放されたと話す。