クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞(タブロイド判)です。
 分かりやすい聖書からのメッセージの第1面と、クリスチャンの人間ドキュメントを掲載している第4面(最終面)はカラー刷りです。
 キリスト教信仰と現代的な問題との接点、家庭や親と子のコミュニケーション、日本の風土・生活習慣とのかかわりなどを分かりやすく紹介するエッセーや連載を毎月掲載しています。
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「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ」。

           −新約聖書・ルカの福音書10章27節

決して見放さない友がいる

 楽しい夏休み。日常の仕事や勉強の手をしばし休めてリフレッシュすると、新たな活力も湧いてきます。  ところがこのごろは、その夏休みを憂鬱な気分で過ごす子どもたちも少なくありません。長い休みが終わり、また学校へ行くのかと思うと気が重くなるといいます。友達に会うのが楽しみでなく、苦しみになっている……その原因はいじめ。

連載 第 148回

晴考雨読 〜時代を透かしてみれば〜

永井信義 (宮城・東北中央教会 牧師)

「倒れても起き上がる」

 人生をいろいろなものにたとえることができます(たとえば、旅)が、私たちの人生は競技のようなものだと言うことができると思います。  聖書の中にもパウロが自分の人生を振り返って、後輩のテモテに次のように語っています。「私は勇敢に戦い、走るべき道のりを走り終え、信仰を守り通しました」(新約聖書・テモテへの手紙第二 4章7節)パウロは、人生は格闘技のようなものであり、また、マラソンなどの長距離陸上競技のようなものでもあると考えていたようです。

連載

人間の物語から神の物語へ−聖書の世界に生きた人々 88

堀肇(ほり・はじめ)(鶴瀬恵みキリスト教会牧師、ルーテル学院大学総合人間学部非常勤講師、御茶の水聖書学院講師、臨床パストラルスーパーバイザー)

アダムとエバ?「私の物語」として読む? 創世記 1?3章

  「アダムとエバ」と聞けば、物語の子細はともかく、その名を知らない人はいないのではないでしょうか。聖書やその関連書を読んだ人なら、たちまち人類の祖先・エデンの園・原罪・失楽園などなど、様々な言葉が連鎖して浮かんでくることでしょう。西洋絵画などに登場する、 いちじくの葉で腰を覆ったアダムとエバの姿を思い出す人も少なくないと思います。


連載 第76回

あなたのことが好きだからー人間の不思議を見つめる心理学エッセイ

碓井 真史(新潟青陵大学大学院教授・ スクールカウンセラー)

 ロンドンで大きなビル火災が起きました。死者行方不明は七十九人と報道された、大変痛ましいニュースです。  さて、世界中で毎日様々な事故や災害が起きています。防災設備の重要性はもちろんですが、心の持ち方によっていのちが左右されることもあります。避けるべきことは、逃げ遅れとパニックです。

ハワイからの手紙 やさしい風に吹かれて-64

日焼けにご注意を!

ハワイ在住のDJ・エッセイスト 飯島寛子 さん

 海を眺めながらヤシの木陰でやさしい風に吹かれ、波音に耳をすませながら読書を楽しむ。それがハワイにおける私の至福の時です。週末に三男・多蒔とその友だちをビーチに送り、お迎えまでのほんのひと時なのですが心が癒やされます。ただ一つ注意しなければならないことがあります。それは太陽の陽射しと共に注がれる紫外線です。


ひとそのあしあと

視覚障がい者の牧師 田中 敏信 さん

「今、見えなくてもま、いいか≠ニ」

「あの犬だって、猫だって見えるのですよ。なぜ私だけ、見えなくされたのですか…」

田中敏信さんは、妻の多恵子さんと二人三脚で、栃木県矢板市の教会で二十七年間、牧師を務めてきた。田中さんは中学生の時網膜剥離になり、目が見えなくなった。目が見えないことに「不公平だ。犬や猫だって目が見えるんですよ。どうして私の目は見えないのですか」と、神さまに悲しみをぶつけたこともあった。だが、新約聖書・黙示録22章2節のことばで、「天国に行ったら見えるようになる」という希望をもったと語る。「こんな私を天国に入れてくださるために、イエスさまは十字架で死なれたのです」と、田中さんはイエス・キリストに感謝している。