クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞(タブロイド判)です。
 分かりやすい聖書からのメッセージの第1面と、クリスチャンの人間ドキュメントを掲載している第4面(最終面)はカラー刷りです。
 キリスト教信仰と現代的な問題との接点、家庭や親と子のコミュニケーション、日本の風土・生活習慣とのかかわりなどを分かりやすく紹介するエッセーや連載を毎月掲載しています。
6月号画像

わたしは、あなたがたを捨てて孤児にはしません。わたしは、 あなたがたのところに戻って来るのです。

           −新約聖書・ヨハネの福音書14章18節

あなたを決して見捨てない

 雨の季節 になりました。毎日毎日降り続ける雨には気が滅入ってしまうかもしれません。ところが最近では、気が滅入るどころではない恐怖を感じるような集中豪雨、いわゆるゲリラ豪雨に見舞われることが少なくありません。わずか一、二時間のうちに想像を超える量の雨に襲われ、甚大な被害をもたらすのです。 このような甚大な自然災害に対して、残念ながら私たち人間は全く無力です。なすすべもなく自然に翻弄されてしまいます。大きな自然災害を前に人は無力を感じ、人知を超えた何者かの存在を感じ取ってきたのではないでしょうか。



連載 第 146回

晴考雨読 〜時代を透かしてみれば〜

永井信義 (宮城・東北中央教会 牧師)

「神の創造のすばらしさを楽しむ」

 ときどき予算をオーバーしているのは分かっていながら、そして、収納するスペースがないのを知っていながら、ついつい購入してしまうものに、図鑑や大型絵本があります。 大型絵本では、ポーランドの人気絵本作家夫妻による『マップス:新・世界図絵』(徳間書店)や同じ著者による『アンダーアース・アンダーウォーター:地中・水中図絵』(同)がそうです。子ども向けですが、大人が手にしても楽しめるし、世界の国々や地球や海について学ぶことができる良書です。


連載

人間の物語から神の物語へ−聖書の世界に生きた人々 86

堀肇(ほり・はじめ)(鶴瀬恵みキリスト教会牧師、ルーテル学院大学総合人間学部非常勤講師、御茶の水聖書学院講師、臨床パストラルスーパーバイザー)

ネヘミヤ−人から学ぶ様々なこと− ネヘミヤ記 1〜6章

  当たり前のことかもしれませんが、人が人に向ける注意や関心はその人によってみな違います。同じ本を読んでも、教えられたり感動したりする箇所がこうも違うものかと思うことがあります。それは人生の旅路の諸段階によっても異なります。若いころと今では違うように思います。聖書の人物で言えば、私にとってはネヘミヤという人物がその一人です。


連載 第74回

あなたのことが好きだからー人間の不思議を見つめる心理学エッセイ

碓井 真史(新潟青陵大学大学院教授・ スクールカウンセラー)

 世の中では、時々悲しい事件、恐ろしい事件が起きます。そして時には、「まさかあの人が」という人が逮捕されます。とても立派な人が逮捕され、みんなが戸惑うような事件が起きることもあります。 私たち人間は、どんなに立派な人でも、どんな善人そうに見える人でも、悪いことをしてしまうことがあります。それは、どんなに上手に車を運転する人でも事故を起こす可能性があるのと同じです。


ハワイからの手紙 やさしい風に吹かれて-62

ハワイと北海道:友好の絆

ハワイ在住のDJ・エッセイスト 飯島寛子 さん

 ハワイは常夏の楽園、多くの人々の憧れの地と言われます。けれども、ロコ(現地で生活する人の略称)の間では、この表現に抵抗感をもつ者もいます。確かに温暖な気候はすばらしい自然の恵みと言えますが、同時にそこにはアイランド(リゾート産業を中心とする社会)特有の労苦である、物価高・高額な住宅経費・若者の就職難が実際にあるからです。隣の芝生は青く見えるものです。 さて、ここハワイで生まれ育った日系人の方々が憧れる所はどこだと思いますか? それは日本の雪国・北海道です。


ひとそのあしあと

シンガーソングライター YURIE さん

「神さまは、一度閉ざされた道を、パッと開いてくれたのです」

歌になった神さまへの手紙

 二〇一六年にデビューしたシンガーソングライターのYURIEさん。透明感のあるさわやかな歌声は、聴く者を魅了してやまず、その歌唱力と詞の世界は独自の歌の世界を醸し出す。小さい頃から歌手になるのが夢で、中学生の頃からボーカルやダンス、日本舞踊などのレッスンを受け、将来は芸能界入りを目指していたという。だが、その夢は閉ざされ、一度は歌の道を諦めた。しかし、神さまを信じ、クリスチャンになってから、不思議と歌の道が再び開かれていったと語る。