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【 クリスチャン新聞掲載号 : 2014-03-20 】
クリスチャン県人会・東北・福島 故郷の支援と宣教に重荷を

  ふるさとのために祈り合うクリスチャン都道府県人会は3月8日に「東北」を愛する集会を東京・千代田区神田駿河台のお茶の水クリスチャン・センターで開いた。福島県郡山市から三箇義生牧師(アッセンブリー・郡山キリスト教会)が講演。ゲストでピアニストの菅野万利子が讃美歌や東北の民謡を力強く情感豊かに演奏した。
 三箇牧師は神学校卒業以来、22年間郡山で牧会する。震災後、まちは原発がある沿岸から避難した車であふれた。やがて同教会の近くにある、コンベンション施設ビックパレットが県内最大の避難所となり、2千人以上が避難した。
 同教会では、遊ぶスペースがなくてストレスをためる子どもや、小さな子どもを抱え肩身の狭い思いをする母親の支援をした。避難者の経済的な課題を知り、様々な支援団体の協力で、120世帯に家財を提供した。
 やがて福島県全体、各地域で教会協力の連絡組織が形成された。昨年9月にはビリー・グラハム伝道協会(BGEA)と協力し「ホープフクシマ2013withウィル・グラハム」を開催。当初、多くの教会は被災者に向き合うことで精一杯で、伝道を考えられる状況ではなかった。そんな中、県内約140教会中15教会で福島ミッションセンターを設立し、準備を進めた。諸教会の事情や宣教の考え方の違いがある中で、訪問や話し合いを重ね、最終的に70教会が協力した。「県内のクリスチャンが2千500人ほどなのにも関わらず、大会2日間で千300人以上が集った。決心カードを提出した100人以上の人は、その後、各教会で98%フォローしている。BGEA始まって以来のフォロー率とのこと。真の復興となるのは、福音だと思っている。支援だけではなく宣教の分野でもネットワークを結べました」
 震災から3年がたち、各教会は支援継続の困難に直面している。「短期ボランティアだけではなく、牧師に代わり、常駐して支援に重荷持つ人が必要。県内の教会だけでは支援が難しい。このため郷里の支援と宣教に重荷を持つ県人会の設立を福島ミッションセンター(Shttp://fukushima-mission.info/、V080・3339・2734)では話を進めている。ぜひ教会に福島出身者がいたら伝えてほしい」と呼びかけた。「県内の限られた能力を超えて、キリストのからだが1つとなれば、日本全体に様々な貢献ができるのではと期待する。震災支援によって、今まで教会がなかなか入れなかった地域に入り、地域で証しをする可能性ができた。神さまは、震災を苦難だけで終わらせない。教会を新しく変えていくでしょう」
 祈祷課題として、①東北宣教、支援ネットワークの活動の強化、②福島クリスチャン県人会が設立され、県内外をつなげるように、③3~5月に県内4か所で開かれるレーナ・マリアコンサートのため、などを挙げた。
 全体で東北6県のために祈った。『クリスチャン情報ブック2014』によれば東北地方の平均教会員数は、福島が全国47位、岩手46位、青森45位。人口あたりの信徒数は岩手45位、青森41位。教会未設置市町村は福島で59中31、青森で40中21だ。東北各知事のため、各都道府県人会設立のためにも祈った。
 次回の県人会は海外編で4月19日にアジア・中東在住の日本人のために祈る。ケータイ090・7015・4264(井上)。

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